Automaterでお手軽エンコード変換 UTF8 < - > SJIS
Automaterを使うと、MacのFinderと各種アプリケーションを連携させることができるようになります。
今回は、そのAutomaterで文字エンコードのUTF-8 <-> SJISを変換するAutomatorを作ってみましたので紹介したいと思います。
使い方
ファイルを右クリックやCtrl+クリックするとサービスの欄に作成したエンコード変換が現れます。 クリックすると、それぞれファイル名末尾に'-utf8','-sjis'が追加されたファイルが作成されます。
導入方法
導入方法は、簡単でこちらからダウンロードしていただき、解凍したフォルダの中にある".workflow"ファイルを開き、表示されるダイアログからインストールを押すことでインストールされます。
仕組み
Automatorで開くと細かな挙動はわかるので簡単な説明すると、
- サービスでファイルが選択されたことを取得
- 入力の引き渡しを引数として取得
- 引数をそれぞれ"$@"で取得しながら、iconvで変換
といった内容になってます。
最後に
エンジニアであれば、シェルなどでiconv
やnkf
を使って文字コードを変更できたりするのですが、その度にターミナルを起動するのも大変だし、非エンジニアの人はシェルを使えない。
そんなときにAutomaterならお手軽にしかも、見慣れた操作方法でシェル実行ができるってのはかなり便利ですね!
今回の例は簡単な連携なのですが、ほかにもいろいろできそうなのでマスターしてみたいところ。